とにかく情報がない。
業界界隈で話しても「何?」となる。そもそも相手にされていない。 決済サービスのSquareが提供しているサイト制作機能?
そりゃそうだ。始めは私も「日本では使えない」と思っていた。
5年前は日本語対応していなかった。ただ、根本的にはそこは重要ではない。 実際、今に至っても全ての機能は使えない。日本語対応したところで、現状は同じである。
だがしかし。
楽器に近い。
無駄なものがない分、使い勝手が良い。
単なるノーコードサイトビルダーではない。 SP1200、MPC3000のようなサンプラー。楽器に近い。
トラック制作と同じ感覚でサイトを作っている。(いや、楽しんでいる)
で、結局のところ「何?」
とにかくカッコいい。「粋」に近い。
ミニマリズム。それが経営理念であり、マイナスの美学である。
6年、構造が変わっていない。
信じられないが、Squarespaceは7.1のまま6年が経つ。8.0は出ていない。
7.0から7.1は、別物だった。既存のサイトを移行できず、作り直すしかなかった。 あれがバージョンが変わるということだ。
2022年にFluid Engineという新しいエディタが入った。 それでも、サイトを作り直す必要はなかった。
マイナーアップデートは日々ある。ただ、基本的な構造は動いていない。 最初から、誰でも作れる設計になっているからだ。
来月のアップデートでどうなるかは、わからないが。
広まらない理由
だからSquarespace自体が、SNSマーケティングを最低限しかしない。
目立つ広告はSuperbowlのCMくらい。日本で聞かないわけだ。
Xで騒がれているのは、ほとんどがGoogleドメインの件だった。 Squarespaceがドメイン事業を買い取り、移管を嫌ったユーザーがCloudflareへ流れた。その話ばかり。
流行らせないやり方が、良心的である。
だから、書かない。
ここではチュートリアルを書かない。
これはツールであり、マシーンである。 使い方ならAIに聞いたほうが早い。
もちろん制作過程でAIは使う。
以前、カプコンの担当者と話をしたときに言われた。
「大阪のものづくりの会社として、人間が創った作品を世に出すのがカプコンです」
その通りだと思った。うちも大阪だ。 道具が何であれ、出すのは作品である。
Squarespaceは日本語対応しています。誰でも使えます。